十字架称賛(9/14)&悲しみの聖母(9/15)特集

 十字架は普通に考えれば死刑の道具、呪いの道具ですが、キリストを信じる者にとって、十字架に架かったキリストの生き方(死に方)の実践、愛の実践をそこに見出します。すなわち愛の最高の姿を見ているのです。パウロはこう書いています。「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。」(コリントの信徒への手紙一 1章23-25節)
 「十字架称賛」の祝日は、キリスト者の救いと勝利の希望であるキリストの十字架を思い起こす日です。十字架の神秘を信じるわたしたちが、永遠にその勝利にあずかることができますように。

 「悲しみの聖母」の記念日は、「十字架称賛」の祝日の翌日にあたり、イエスの受難のとき、マリアが十字架のもとにたたずんで、母としてイエスの苦しみを共にしたことを記念します。また、マリアの生涯における「7つの悲しみ」を思い起こし、マリアを崇め敬う信心があります。マリアの7つの悲しみは、「シメオンの預言」「エジプトへの逃避行」「神殿でイエスを見失い、3日間捜した出来事」「十字架の道を歩むイエスとの出会い」「イエスの十字架のもとにたたずむマリア」「イエスの遺体を十字架から引き降ろしたこと」「イエスの埋葬」のことです。
 教会が、聖母とともに御子の苦しみに結ばれて、その復活にもあずかることができますように、心を合わせてお祈りいたしましょう!
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