フラガ神父の料理帳 スペイン家庭の味 [4961]

フラガ神父の料理帳 スペイン家庭の味 [4961]

販売価格: 2,000円(税別)

(税込: 2,200円)

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商品詳細

★ 2020年6月26日 再版 ★

来日68年のフラガ神父が、故郷スペイン・ガリシア地方の家庭料理を紹介。愉快な語り口にのせて繰り出される料理40点は簡単かつ豪快。古い友人で彫刻家の池田宗弘氏による版画・挿絵も味わい深い。復活祭やクリスマスなどの特別料理も収載。

――聖職者や司祭と名のつく人は、私の知るかぎり、絵に描いたように生真面目な人が多かった。ところが、このフラガ神父ときたら、尽きせぬ泉のごとくジョークやほら話を繰り出してくる。また、その料理通なこと。実に、恐るべき健啖家なのだ。フラガ神父の料理は作り手同様、味わい深く、量はたっぷり、そして楽しいこと、この上ない。すしでも、シチューでも、彼の基準は一緒。供されるものすべてをありがたく堪能する。これほど愛すべき人物を、私はほかに知らない。――C・W・ニコル

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『フラガ神父の料理帳 スペイン家庭の味』
セサール・フラガ 著
池田宗弘 画
B5変形判(230×190mm)並製 100頁
オールカラー ¥2,000+税
ISBN978-4-88626-496-1 C0077
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※本書は2001年12月に文化出版局より刊行されたものに書き下ろし原稿を加え、再編集しました。本文の記述は2010年時点の情報に基づいています。 

■目次(主な項目)
・オードブル――我がケルトの友、フラガ神父(C・W・ニコル)
・メインディッシュ――スペイン風じゃがいもオムレツ/いわしの重ね煮/あさりの漁師風/パエリャ/鶏肉の炊込みご飯/チョリソ/ガリシア風ちゃんこ鍋/ほうれん草のめちゃくちゃ ほか全35点
・デザート――カトリックコーヒー/リンゴの丸焼き
・祝日の特別料理――復活祭・たらの炒め煮/聖母被昇天祭・牛肉のホイル焼き/降誕祭・鶏肉の七面鳥風丸焼き
・食後酒――あとがき/『Pr.Fragaの料理帳』に寄せて(池田宗弘)

■著者  セサール・フラガ神父(Cesar Fraga)
1929年、スペインのガリシア地方カンガスに生まれる。15歳で修道院に入り、1952年、23歳で来日。東京都調布市のサレジオ神学院で哲学と日本語を学び、1955年神父になる。大分県杵築の教会に初赴任ののち、日本各地の教会や幼稚園で活動。それぞれの土地での思い出はあるが、とりわけ長野県野尻湖での出会いは、本文にあるように感慨深い。

■版画・挿絵  池田 宗弘(いけだ・むねひろ)
1939年、東京都江東区亀戸に生まれる。武蔵野美術学校彫刻科卒業。1983年から1年間、文化庁在外芸術家研修員としてスペインでロマネスク美術を研究。第2回東京野外彫刻展大衆賞と区長賞、第20回中原悌二郎賞、第2回木内克大賞野外彫刻展大賞ほか受賞歴多数。著書にサンティアゴ巡礼の絵地図を収めた『巡礼の道絵巻 ロマネスク彫刻紀行』(形文社)ほか。自由美術協会会員。現在、長野県東筑摩郡麻績村に住む。

■写真・料理協力  南 健二(みなみ・けんじ)
1944年、大阪市生まれ。毎日新聞写真記者を退職後、1978年黒姫高原に移住。2008年までペンションを経営。その後もライフワークとして黒姫の自然やC・W・ニコルさんの写真を撮っている。2008年に『鹿肉食のすすめ』をニコルさんと出版。現在は、和歌山に在住。

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