ただひとすじに　カルメルの燃えさかる雪（絶版） [89000012]

福岡女子洗足カルメル会　著　

192ページ　四六判

定価：本体1,000円+税）
　
1963年2月　初版発行
　
ISBN　なし

18世紀、カルメル会修道女として短い生涯をささげた聖テレジア・マルガリタの伝記。
聖テレジア・マルガリタは聖テレジアのまことの娘として、きわめて使徒的な霊魂であった。　観想生活と人々の霊魂のための大きな配慮とを、強度に結び合わせることを知っていた。
一生の間、いつもそうであったが、とくに、神との一致の状態に達したのちは、彼女は恵みの波を全教会の上に、せきを切ってあふれさせようとして全心全力を打ち込んだのである。

インデックス
第一部　清く愛らしく
　１、生い立ち
　２、寄宿生
　３、聖テレジアの招き
　４、別離

第二部　どれほどの値を払っても
　 １、志願期
　 ２、憂慮と希望
　 ３、キリストのいいなずけ
　 ４、真剣な努力
　 ５、徳の実行
　 ６、愛徳
　 ７、暗い観想
　 ８、誓願前の黙想
　 ９、苦しみ、黙すること

第三部　愛には愛をもって
　 １、愛の致命傷
　 ２、放射する愛
　 ３、みこころのいけにえ
　 ４、愛の殉教
　 ５、みこころを通して三位一体へ
　 ６、戦いぬいた聖女
　 ７、やくつくす火
　 ８、天配のみもとへ
　 ９、フィレンツェの白百合