やなぎや けいこ著
168頁 170×110mm
定価788円(本体750円+税)
1994年4月15日 初版発行
ISBN 4-88626-124-8
ダミアン神父は、その生涯に二つの勲章を受けた。
一つは人からのものであり、華やかさを伴っていた。
一つは神からのものであり、いたましさを伴っていた。
神からの勲章が穢れていたり、不名誉なものであったり、世のさげすみを招いたり、病気のかたちをとったりしているとき、わたしたちはそれが勲章であるとはなかなか気づかないものである。だが、彼は、ハンセン病を「神からの勲章」と呼んでいとおしんだ。
ハワイ・モロカイ島でハンセン病に苦しむ人々と共にいき、自らも同じ病にたおれたダミアン神父の感動の生涯。
1、ヨセフ・デ・ブースター
2、胸に秘めた願い
3、聖フランシスコ・ザビエルのように
4、ホノルルへ
5、初めての任地プナへ
6、山の中の村
7、はびこる偶像崇拝
8、広がるハンセン病
9、神はわたしを見捨てた
10、モロカイ島へ
11、パンダヌスの木陰
12、モロカイ島の英雄
13、許しの秘跡
14、塗油の秘跡
15、白い町
16、第一の勲章
17、われらハンセン病患者
18、ブラザーダットン
19、母の死
20、子どもたちをよろしく
21、その後
あとがきにかえて