10月の聖人(テレジア、ヨハネ・パウロ2世ほか)

10月に記念する聖人の聖品をピックアップしました。

10/1 リジューの聖テレジア
10/2 守護の天使
10/4 アシジの聖フランシスコ
10/5 聖ファウスティナ・コワルスカ … 1905年ポーランド生まれの修道女。祈りの中でイエスから、すべての人に神のあわれみを伝えるよう託された。彼女をとおして、神のいつくしみの主日や絵が広まり、「神のいつくしみの使徒」と呼ばれる。
10/7 ロザリオの聖母 … 1571年10月7日、レパントの海戦でキリスト教連合艦隊がオスマン帝国に勝利したのは、ロザリオの祈りの取り次ぎによるものと信じられ、その感謝を込めて制定された記念日。今日では、平和のために祈る日として祝われる。
10/11 聖ヨハネ23世教皇 … 1881年イタリア生まれ。261代教皇。第二ヴァチカン公会議の開催を指示した。公会議の閉幕を見ることなく亡くなるが、この会議によって教会が大きく刷新された。神学校に入学した11歳から書き続けた『魂の日記』がある。
10/15 アビラの聖テレジア … 1515年スペイン・アビラ生まれ。カルメル会に入会するが、修道生活を本来の姿に立ち返らせる必要を感じ、「女子跣足カルメル会」を創立。多くの霊的な書物を残した教会博士の一人。
10/16 聖マルガリタ・マリア・アラコク … 1647年フランス生まれの修道女。祈りの中でイエスから、その愛を人びとに伝える使命を受け、イエスのみ心への信心を広めた。彼女をとおして、初金曜日の信心や、み心の祭日が生まれた。
10/19 十字架の聖パウロ … 1694年イタリア生まれ。すべての持ち物を手放し、貧者と病者に仕えて仲間を集め、「御受難会」を創立。受難のキリストの説教は多く人を感動させ、信仰に立ち返らせたとされている。
10/22 聖ヨハネ・パウロ2世教皇 … 1920年ポーランド生まれ。264代教皇。在位中に数多くの国を訪れ、「空飛ぶ教皇」と呼ばれる。教皇として初めて来日し「平和アピール」を行った。他宗教との対話も数多く行い、多くの回勅や書簡がある。
10/24 聖アントニオ・マリア・クラレ … 1807年スペイン生まれ。クラレチアン宣教会の創立者。キューバで大司教を務め、その後スペイン女王の聴罪司祭となった。ミサとマリアのみ心を拠り所とし、人びとに寄り添いながら教会全体の刷新にも尽力した。
10/28 聖シモン 聖ユダ … 12使徒の2人。シモンは熱心党のシモンと呼ばれ、弟子の中でも信仰が篤く、律法を厳格に守っていた。ユダはタダイとも呼ばれ、聖書の中ではアルファイの子ヤコブの兄弟として描かれる。

24