今日の福音は、有名なタラントンの話です。いろいろなテーマが引き出せる箇所ですが、今回は「平等」について少し考えてみたいと思います。 今日の福音を読むと、タラントンの数量に関しては平等ではありません。多いものもいれば少ないものもいます。神から与えられたタレント、才能、能力に関しては平等とは言いがたいです。これは私たちの周りを見れば一目瞭然、「天はニ物を与える」のです。 「持っているものがさらに与えられる」のも、資本主義を考えてもよくある話です(ここでは資本主義の話をしているのではないですが)。では、どこが平等なのでしょうか?それは不平等に与えられたタラントンを使うチャンスに関してです。命の長さでさえ、平等ではない。しかし、平等なのはどんなに短い命でも、どんなに長い命でも、一度きりしか生きられないことです。 だからこそ、与えられたタラントンを使おうとしなかった僕に対して、厳しい沙汰が下されたのでしょう。与えられたタレント、命をどのように使うか、差し出すか、神さまはここを見られているのでしょう。
John Goto